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歯周病でひどく失った骨、救えるかも….!!

みなさん、こんにちは😁

半田市の歯医者、かなえ歯科・矯正歯科クリニックです!

 

突然ですが。。。

歯周病でひどく骨を失った歯、

歯周組織再生療法で救えるかもしれません!!

 

●歯周病とは!?

プラーク(細菌のかたまり)の中にいる歯周病菌の感染により、

歯の周りの組織に炎症がおきて、顎の骨などが失われていきます。

 

●歯周病になると歯を支える組織はどうなる?

歯の根にプラークや歯石が多量に付着すると、

プラークからは歯周病菌が出てきて、酸や毒素を作ります。

その酸や毒素は歯を支える組織を破壊しながら、体内に侵入していきます。

そして体は感染から身を守るために“免疫反応”がおこり、

歯周病菌が体の奥深くに入って感染を起こさないよう、

体が自ら組織を破壊していきます。

(感染源から一定の距離を保つため)

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●歯を支える“歯根膜”と“セメント質”

歯を支えているのは骨だけではありません。

歯の根と顎の骨の間には、歯根膜という組織があり、

歯と骨を結びつけています。

歯根膜と歯の根の付着の手助けをするのが、セメント質です。

 

●歯根膜のはたらき

・歯の根と顎の骨を縫い目のように繋いで歯を支える

・歯や骨への栄養や免疫物質の通り道となる

・噛んだ時の力を分散させたり、噛む力を感じるセンサーにもなる

 

●歯周病の治療

①歯磨きの改善

プラークは一度取り除いてもわずか数日で形成されるので、

毎日の歯磨きでこまめにプラークを取り除きましょう。

②歯周ポケット内のプラークや歯石の除去

“歯石”というのは、プラークが石灰化したものです。

歯石は歯ブラシだけでは落とせないので、

歯科医院にてクリーニングなど処置を行っていきます。

歯周病が軽度の場合は②で改善することが多いものの、器具が届かないほど歯周ポケットが深くなっているなら、

歯ぐきを切開してポケットの奥にあるプラークや歯石を取り除きます。(フラップ手術といいます)

 

●失われた組織を取り戻す“歯周組織再生療法”

フラップ手術をして、ポケットの奥のプラークや歯石が除去されれば、炎症は治ります。

しかし、それまでに歯の周りの組織が大きく失われていると、その後の歯の維持が難しくなります。

このとき、フラップ手術とあわせて行われるのが、“歯周組織再生療法”です。

 

●歯周組織再生療法とは

・特殊な再生材料などを組織の失われた部分に入れて再生を促す

・再生には時間がかかり、組織の状態によって向き不向きがある

・うまくいけば、歯の寿命を延ばせる可能性がある

 

●歯周組織再生療法の方式と流れ

《方法》

 ①ジェル状の再生材料を用いる方法

 ②口の中の他の場所から採取した骨を移植する方法

 ③人工の骨補填材を用いる方法

 ④薄い膜状の材料を用いる方法

 ⑤上記のものを組み合わせる方法

 

●流れについて(ジェル状の再生材料を用いる場合)

①歯茎を切り開いてめくり、歯の根を露出させる

②プラークや歯石を徹底的に取り除く

③再生材料が付着しやすいように、歯の根の表面を処理していく

④再生材料を塗布

⑤歯茎を元通りの位置に戻して縫合する

⑥血餅(血の固まり)が歯根膜やセメント質、顎の骨に変化する

※うまく再生できたか、治療の結果がわかるのは大体8~9ヶ月後

※再生した骨は2~3年かけて成熟していきます

歯周組織再生療法は個々のお口の中の状態によって

変わります。

 

歯周組織再生療法を行ったからといってすべてがよくなるわけではなく、

術前のクリーニングであったり、術後のメインテナンスによって変わってきます!

まずは、歯周病の状態を調べてみましょう!!!🦷

 

半田市の歯医者、かなえ歯科・矯正歯科クリニックでは、

歯周病治療やメインテナンス、クリーニングも行なっています。

お口のニオイや、歯周病でお悩みの方、ぜひご連絡ください。

半田市の歯医者 かなえ歯科・矯正歯科クリニック

475-0961 愛知県半田市岩滑中町3−236

0569–25-0018

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