みなさん、こんにちは☺️
半田市の歯医者、かなえ歯科・矯正歯科クリニックの久木田です。
今回は《離乳中期 舌食べ期7~8ヶ月頃》
舌を押しつぶして食べる時期についてお話ししていきます👶🏻
●身体機能、運動発達
7ヶ月頃 ・おすわりができる(支えなしで座る)
8ヶ月頃 ・座ったままおもちゃを持って遊ぶ
●食べる、飲み込む機能の発達
押しつぶし機能獲得期
→食べ物を舌と唇で押しつけてつぶし、
味わって食べる動きを獲得する時期
・おもちゃをかむ
・スプーンから一口飲みをする
●歯と口の状態
・舌の上下運動がみられる
・口角の水平引きがみられる
・舌の前歯が生えてくる(5~10ヶ月頃)
※歯の生える時期は個人差があります(他の時期も同様)
●離乳の形態
・舌でつぶせるかたさ
(目安:絹ごし豆腐のかたさぐらい)
※かぼちゃやジャガイモなどのつぶしやすいものは
3mm角程度に切り、柔らかく煮たものを1品増やす
●食べ方、飲み方支援
・唇とあごを閉じる動きで食べ物を口の中に取り込み、
舌の前方部と上あごの前方部で離乳食を押しつぶして食べます。
与える側は、焦らず、唇で食べ物をしっかり取り込むまで待ちます。
・つぶした食べ物をひとまとめにする動きが少しずつできるようになります。
それまでは、まとまりやすくして飲み込みやすいように
とろみをつける(例:あんかけ)などの工夫をすると良いでしょう。
・舌の前方部と上あごの前方部は、食べ物の食感・形・大きさを認識するなど、
食べる機能を促すうえで重要な感覚情報をキャッチします。
《水分の飲み方》
・はじめは、閉じた上下の唇の間に、スプーンを横にして入れ込みます。
・上唇が水分に触れたら、少し傾けて、徐々に口の中へ取り込めるようにします。
・少し経ったら、スプーンを横にして下唇の上におき、
閉口して上唇が水分に触れるのを待つことで、
すする動きを引き出します。
~チェックリスト~
□離乳食をチューチューと吸いながら食べることがありますか?
・離乳期であるため、無理をしすぎず、その進行に合わせた食形態にします。
・食形態がかたすぎたり、ペースト状に偏ったりしていないか、
軟固形態の摂取経験はどうかなどを確認します。
□食べているとき、食べ物が口から出ることはありませんか?
・軟固形の食べ物のかたさの程度で、食べ物をつぶす動きが行われているか
否かを確認し、かたさの調整をします。
・かたすぎると、食べなかったり、口から出したり、
あるいは丸飲みしてちっ息を起こすこともあるため、
そのようなことがないように、食べる機能の発達に合った調理形態にします。
・食べさせかたの介助では、口の中で食品の物性(かたさ、弾性など)が感知しやすく、
つぶす動きが引き出せるように、閉口時に口の前方部で
食べ物を取り込めるような介助します。
この時期になると、寝たきりだった時期に比べて、
色々なことができるようになってきますね!!🥰
とても嬉しく、愛らしくなる一方で
他の子と成長を比べて、心配になってしまうこともあるかもしれません。。
しかし、成長は、その子その子で違います🙆♀️
大丈夫です!
お父さん、お母さんの愛情いっぱいもらって大きくなっていきます!!💓
参考:乳幼児の口腔機能支援ハンドブック
半田市の歯医者、かなえ歯科・矯正歯科クリニックでは、
歯周病治療やメインテナンス、クリーニングも行なっています。
お口のニオイや、歯周病でお悩みの方、ぜひご連絡ください。
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