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抜いた方がいい親知らずの特徴!

みなさん、こんにちは😄

半田市の歯医者、かなえ歯科・矯正歯科クリニックの久木田です!

 

歯科医院を受診した際、

親知らずを抜いたほうがいいと提案されたことはありますか?

とくに痛みや症状がないのに、

抜く必要があるのだろうか?と疑問に思うこともあるかもしれません。

しかし!

問題のある親知らずはできるだけ早い段階で抜いたほうが良いのです!👌

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永久歯のなかで最後に生えてくる親知らず。

まっすぐ生えているなら問題はありません。

しかし、現代はあごが狭く小さくなって、

親知らずが半ば埋もれて生えている(半埋伏)の方や、

傾いて生えている人が圧倒的に多くなっています。

そうした咀嚼機能を果たさない親知らずは、

むし歯の原因になったり歯ぐきに炎症を起こしたり、

歯並びに影響するだけでなく、

全身の健康にも関わってきます。

 

〜抜いたほうがいい親知らず〜

隣の歯をむし歯にしている

・親知らずが傾いていて、手前の歯とぶつかったところをむし歯にしています。

 ぶつかっているところは

 食べかすが挟まりやすく、歯ブラシも届かないため、

 むし歯になるリスクが非常に高いです。

・第二大臼歯(親知らずの手前の歯)は、

 咀嚼するときにとても大切な歯なので、

 この歯をむし歯で失ってしまうと咀嚼機能が大幅に低下してしまいます。

・むし歯の治療をしても

 ケアがしづらいため再度むし歯になるリスクが高いです。

歯並びに影響を与えている

・横に倒れて生えた親知らずが、

 第二大臼歯の側面にぶつかることがあります。

 あごに親知らずが生えてくるスペースがないために起こります。

・押された第二大臼歯が隣の歯を押して、

 その歯はまた隣の歯を押して、、

 と将来的に歯並びが悪くなる可能性があります。

隣の歯の根を失わせている

・横に倒れて生えた親知らずが第二大臼歯の根にぶつかり、

 根の部分的な喪失(吸収)を起こしてしまいます。

 根がなくなった歯は、残すことが不可能です。

 根の吸収が少ないうちなら、親知らずを抜けば第二大臼歯を残せます。

・患者さんの中には自覚症状がないことがほとんどです。

 レントゲン写真を撮ることでわかります。

歯ぐきに炎症を起こしている

・親知らずが完全に歯ぐきになかに埋まっておらず、

 部分的に顔を出している状態を「半埋伏」と言います。

・中途半端に顔をだした歯と歯ぐきのすき間は、

 深い歯周ポケットができているのと同じ状態です。

 そのため、内部にプラークがたまり、

 炎症が起きて腫れたり出血しやすいです。

・抗菌薬で炎症が治まっても、一時的なものです。

 原因となる親知らずを抜かない限り、炎症が再発します。

親知らずが病変をつくっている

・あごの骨の中に埋もれた親知らずが、

 まわりの嚢胞(液体が入った袋状の病変)をつくっています。

・嚢胞は年月とともに大きくなっていきますが、

 患者さんには自覚症状がないことがほとんどです。

 お顔に変化が見られてから異常に気づく方もいます。

 

なかなか、抜歯の判断はつきづらいものですよね。

自覚症状がないので抜く必要があるのかな?と思いがちですが、

以上のことから

症状が出たときには、手遅れになってしまうことも。

しっかり担当医と話をして決断してみましょう!☺️

 

半田市の歯医者、かなえ歯科・矯正歯科クリニックでは、

歯周病治療やメインテナンス、クリーニングも行なっています。

お口のニオイや、歯周病でお悩みの方、ぜひご連絡ください。

半田市の歯医者 かなえ歯科・矯正歯科クリニック

475-0961 愛知県半田市岩滑中町3−236

0569–25-0018

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