みなさん、こんにちは😃
半田市の歯医者、かなえ歯科・矯正歯科クリニックの久木田です!
みなさんのお口の中には、
歯が28本あります。
親知らずを入れると、32本生えます。
親知らずは生える方、生えない方、
また元々ない方もいらっしゃいます。
しかし、歯の本数にも個人差があり
先欠歯(せんけつし)と言って生まれつき歯が少なかったり、
過剰歯(かじょうし)と言って多く生えてくる方もいらっしゃいます。
歯には、生える場所によって形や根っこの本数、
大きさなど様々あり、
また、役割も変わってきます🦷
特に咀嚼においてとても重要になってくるのが、
上顎・下顎の第一大臼歯です!
前から6番目の歯で、
6歳ごろから生え始める永久歯です。
そのため「6歳臼歯」とも呼ばれています。
第一大臼歯は、あごの噛む力をもっとも受け止める歯なので、
歯冠部(歯の噛むところ)はとても大きいです。
歯の根も太く、
上顎第一大臼歯は3本、下顎第一大臼歯は2本あります。
歯の根が複数あることで
噛んだ時の力が分散され、大きな力を受け止めることができます。
また、大臼歯の根は、
力士がしこを踏んでいるようにグッと股を開いています。
これが、力を受け止めるための形です!👍
咬合面(噛む面)の形にも咀嚼をする上で秘密があります!
上顎第一大臼歯は咬頭が4つ、下顎第一大臼歯は5つもあります。
咬頭が増えることで噛む面の面積も増えます。
そして、大臼歯の生えている場所に、
頬や舌の筋肉に押されて、
咀嚼時に食べ物が自然と集まってきます!
人間の下顎は、咀嚼時に前後や左右に動きますが、
物をすりつぶす時には
前方下方かつ少し内向きの動きがポイントになります。
この動きを交差するように歯の隆起があると、
効率的に食べ物がすりつぶせます。
とても大切な歯である第一大臼歯ですが、
生えてくるのが早い永久歯であるため、
むし歯のリスクもとても高い歯でもあります。
この歯がむし歯にあり、神経の治療をすることになると、
耐久力も落ちてしまいます。
また、抜歯になってしまうと、より咀嚼力が落ちてしまいます。
そのため、
この歯を守るためによりケアが大切になります!
おうちでのケア、歯科医院でのケアをしっかり行っていきましょう!🏥
半田市の歯医者、かなえ歯科・矯正歯科クリニックでは、
歯周病治療やメインテナンス、クリーニングも行なっています。
お口のニオイや、歯周病でお悩みの方、ぜひご連絡ください。
半田市の歯医者 かなえ歯科・矯正歯科クリニック
475-0961 愛知県半田市岩滑中町3−236
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