みなさん、こんにちは😃
半田市の歯医者、かなえ歯科・矯正歯科クリニックの久木田です。
突然ですが、オーラルフレイルをご存知ですか?
オーラル(口腔の)、フレイル(虚弱)という語の通り、
お口の機能低下を意味します。
お口の機能は食事・会話・呼吸など、生活と直接関係します。
年齢を重ねたら歯の健康に加え、
お口の機能自体が弱っていないかも注意しましょう🙋♀️
~お口の機能低下の負のスパイラル~
口腔機能の低下は、筋肉や心身の活力低下(フレイル)の
初期症状ともとらえることができます。
老化の始まりのサインでもあるのです。
・やわらかいものを食べる
↓
・噛む機能の低下
↓
・噛めない
↓
・やわらかいものを食べる
・
・
・
⬇︎
口腔機能の低下
オーラルフレイルは、外に出るのがおっくうになるなど
社会とのつながりが薄くなる心身的な問題とも関係します。
活動量が減り、意欲が低下すると食欲も落ちます。
それがさらなるお口の機能低下につながり、
要介護状態へ足を踏み入れる一歩となってしまうのです。
◯ご自身の状態をチェックしてみましょう!
~オーラルフレイルチェックリスト~
□電車やバスに乗ることが減り、行動範囲に広がりがなくなった
□友人や知人とおしゃべりする時間が減った
□飲み物ややわらかい食べ物を食べこぼしたり、むせたりする
□滑舌が悪くなったと感じる
□歯磨きなどがおっくうに感じる
□少し体重が減った
□お口の乾燥が気になる
□歩く時間が少なかったり、転倒の不安がある
□何かを覚えようとする気力がない
□半年前から1年前と比べてかたいものが噛めなくなった気がする
当てはまる項目が多い人は、要注意です!
◯お家でお口の向上をはかりましょう!!
*パタカトレーニング
「パパパ」、「タタタ」、「カカカ」、「パ・タ・カ」を
10~20回程度連続して大きく発音してみましょう。
食べ物を飲み込む時にお口をしっかり閉じられるよう、
お口を閉じる力の向上を図ります。
「パ」→口を閉じる力の向上
「タ」→舌前方の上下運動力の向上
「カ」→舌後方の運動と軟口蓋の運動能力向上
*イーウートレーニング
「イー」、「ウー」を交互に発音しながら
5~10回程度繰り返します。
お口の周囲の筋肉が鍛えられます。
*ブローイング訓練
コップの中の液体に息を吹き込むことで、
お口を閉じる力の向上を図ります。
水の粘性や量を変えると難易度が変わります。
1セット5~10回程度を目安にしてみましょう!
・水を入れたコップとストローを用意します
↓
・ストローをくわえ息を吹き込みます
コロナ禍の中で、外出することや人と会ったりすることが
減ってしまった方も多いと思います。
家の中にこもりがちだと知らず知らずのうちに
色々な機能や体力が低下していってしまいます。
密にならないことを心がけながら
家の周りを散歩してみるなど体力の維持を図ってみましょう!
またお家でお口のトレーニングも
ぜひぜひ日々の生活中に取り入れてみてください🥰
半田市の歯医者、かなえ歯科・矯正歯科クリニックでは、
歯周病治療やメインテナンス、クリーニングも行なっています。
お口のニオイや、歯周病でお悩みの方、ぜひご連絡ください。
半田市の歯医者 かなえ歯科・矯正歯科クリニック
475-0961 愛知県半田市岩滑中町3−236
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