みなさん、こんにちは🥰
半田市の歯医者、かなえ歯科・矯正歯科クリニックです!
日常生活送っている中で、
舌がピリピリ、ヒリヒリするような慢性的な痛みはありますか?
もしかしたら、それは『舌痛症(ぜっつうしょう)』かもれないです。
◯舌痛症
口腔灼熱症候群(こうくうしゃくねつしょうこうぐん)の1種
原因:ストレスや神経過敏との関連性
・舌を噛んだ時のキズ
・口内炎
・カンジダ(口腔内に存在するカビ菌の1種)症、
・ドライマウス(口が乾燥した状態)、
・舌がん
など特定されていません。
特徴:舌の慢性的なヒリヒリ、ピリピリ感
100人中30人の発症率で、圧倒的に中高年女性が多いと言われています。
舌先や横(歯に触れるところ)が夕方から夜にかけて症状が強まります。
就寝中、食事中、何か集中している時は症状が表れにくいですが、
夕方~夜にかけて発症しやすいよと言われています。
鎮痛剤(ロキソニン、ボルタレン等)が効きにくいです。
・心配性、こだわりが強い、病気に対する不安が強い
・過去に強いストレス、不安や鬱状態がある人
なども、特に明確ではないです。
◯診断を受けるためには?
・問診
・診察(舌、歯、入れ歯、口の乾燥状態チェック等)
・検査(血液、唾液量、細菌、味覚、心理)
と、歯科だけでなく、神経科、精神・心療内科、
内科など様々な科から見ていく必要があるようです🏥
◯ストレスや神経系との関係は?
原因に「ストレス」や「神経過敏」と考えられているが、
舌の痛みにこれらがどうして考えられるかというと
「痛み」感覚を作り出す大脳皮質と
「ストレス」を受ける大脳辺縁系とが位置的に密接であるため、
両方が強く影響しあいます。
そして、ストレスを感じると、
セロトニンやノルアドレナリンの低下から痛みの発症を強化してしまうそうです。
◯改善を図るには?
・痛みの発症ががいつからか?
・発症中に確かめるのに繰り返ししていないか
・生活改善が見込めるか
→刺激物の回避、睡眠時間の確保~和らぐ時間を増やす
・目標を「痛みをなくす」から「日常生活に支障ない範囲になればよし」と緩和する
・歯科治療の慎重化
→舌で触れそうなところを削っても根本的な解消には至らない
・矯正治療を開始する前に振り返る
→歯が原因で痛みが出始めたとするなら、
永久歯列の完成する時(12~13歳)から症状があったはずです。
最近、歯並びでが原因でないと明らかになってきています。
・歯に触れると辛い時には上あごにしたをつける
→ 上顎に舌先を当てる(1番安静な位置)ことで、上下の歯を軽くはなすことができる
・歯の食いしばりを止める
→無意識にもしている可能性がある(食事中、運転中、何かし集中している時等)
・薬の服用
→効果的なのが、抗うつ・抗てんかん薬
漢方では、五苓散(ごれいさん)、
白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)、
加味逍遙散(かみしょうようさん)
もし気になることなどあれば、ぜひ歯科を受診してみてください!🦷
参考文献
「nico 患者さんと歯科医院の笑顔をつなぐ歯科情報誌 2020年3月号」
半田市の歯医者、かなえ歯科・矯正歯科クリニックでは、
歯周病治療やメインテナンス、クリーニングも行なっています。
お口のニオイや、歯周病でお悩みの方、ぜひご連絡ください。
半田市の歯医者 かなえ歯科・矯正歯科クリニック
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