みなさん、こんにちは🌞
半田市の歯医者、かなえ歯科・矯正歯科の久木田です。
今回は《幼児期後半 3~6歳頃》
集団の場で他の人と一緒に食べる時期についてお話ししていきたいと思います。
●身体機能、運動発達
3歳 ・階段の登り降りをする
・あいさつに応える
4歳 ・生活に必要な言葉を覚えて言える
・保護者や友達と会話する
●食べる、飲み込む機能の発達
社会食べ(集団の場で他の人と協調して食べる)
→乳歯列が完成すると、食べ物の大きさやかたさに応じて、
よくかんで味わって飲み込むという食べ方ができるようになる時期🍚
●歯と口の状態
・永久歯の萌出が始まる・・・6歳臼歯(第一大臼歯)
6歳前後
・乳歯の前歯が抜け、永久歯との交換がはじまる
6歳前後
※歯の生える時期は個人差があります。
●食事の形態
・大人とほぼ同じものが食べられるようになる
●食べ方、飲み方支援
・乳歯列が完成した3歳頃からは、ある程度、大人と同じ食べ物を
食べることができるようになります。
6歳頃までの間にそしゃくすることを習熟していきますので、
この時期は、いろいろな食経験を重ねることが重要です。
・多くの人と一緒に食べる際の食べ方のマナーも、少しずつ身につけていきます。
・箸などの練習のときには、体幹の安定のために、
机面にひじをつけることが必要な時期があります。
《足底を接地して食べる》
・口の機能を安定させるには、足底を床(足台)に接地し、
体幹を安定させて食べるようにします。
《生活習慣を整える》
・しっかり遊び、早寝早起きの生活リズムをつくることが大切です。
・むし歯ができやすい年齢ですので、
間食のダラダラ食べや寝る前の甘いものの飲食は避けます。
・歯磨きの習慣もつけていきます。
*お口を閉じる力をつける練習
(お口を使った遊びの例)
・歌を歌う🎶
・シャボン玉
・にらめっこ
・ぶくぶくうがい(片側、両側、交互ブクブクなど) etc…
~チェックリスト~
□口を閉じて食べていますか?
・鼻呼吸ができているかを確認します。
・唇を閉じてかむことで、そしゃくによってうまれた
食材の風味がより感じられやすくなります。
・いろいろな食経験を重ねていく中で、そしゃくが習得されていきます。
一口量が大きすぎる場合やかたすぎる場合には、
唇をかんでいないことがあるので、見直してみましょう!!
・一口量をかじり取ることを覚えていきます。
7回にわたってお子様の成長と口腔機能の発達について
お話しさせていただきました。
今までのお話しが全てではなく、
一つの参考としていただけると嬉しいです!
また何か、疑問点などありましたら、いつでもご相談ください🥰
参考:乳幼児の口腔機能支援ハンドブック
半田市の歯医者、かなえ歯科・矯正歯科クリニックでは、
歯周病治療やメインテナンス、クリーニングも行なっています。
お口のニオイや、歯周病でお悩みの方、ぜひご連絡ください。
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