みなさん、こんにちは☀️
半田市の歯医者、かなえ歯科・矯正歯科クリニックの久木田です!
今回は《幼児期前半 1歳6ヶ月~3歳頃》
歯を使って食べる時期についてお話ししていきたいと思います🦷
●身体機能、運動発達
1歳6ヶ月頃 ・転ばないで上手に歩く
・絵本を見て指をさすしぐさをする
2歳頃 ・階段を登り降りする
・二語文を話す
2歳6ヶ月頃 ・歌をまねる
●食べる、飲み込む機能の発達
食具食べ獲得期
→自分の口で一口量を調節することや、口のどのあたりまでもっていくと、
噛み取りやすいかなどを覚え、
食べる機能が定着していく。
1歳6ヶ月頃 ・自分でコップを持ち飲めるようになる
・スプーンを使う(手のひらで握る)
2歳頃 ・スプーンを使う(3指で握る)
・フォークを使う(手のひらで握る)
2歳6ヶ月頃 ・フォークを使う(3指で握る)
●歯と口の状態
2歳6ヶ月頃 ・乳歯20本が生えそろう
●食事の形態
軟食から幼児食
・食べにくい形態の食べ物には工夫が必要
(水分を足す、とろみをつける、食べやすい食品に混ぜるなど)
●食べ方、飲み方支援
・2歳6ヶ月頃には乳歯列が完成しますが、
かむ力がまだ弱く、十分にかめないため、
かみにくい食べ物は細かく切るなどの調整をします。
(分厚い肉や生レタス)
・1歳6ヶ月頃では、自分でコップをしっかり持って飲むことは難しい年齢ですが、
乳歯列が完成することで下あごが安定し、
また、手指の機能が伴ってくるとコップ飲みが上手になってきます。
・ストローマグは、こぼさずに飲め、大人にとってはとても便利ですが、
口腔機能の発達面からすると、コップ飲みが重要です。
保護者に余裕がある時は、コップ飲みを促すようにします。
・ストローは唇だけでとらえて飲むことが少しずつできるようになります。
ストローは深く長くくわえすぎず、
短くくわえるように促します。
~チェックリスト~
□上手くかめないことがありますか?
・いわゆるそしゃくの完成は、乳歯列の完成後にある程度経験を経てからとなるため、
現在生えている歯で、そしゃくが可能な食形態を確認します。
□飲み込めないことがありますか?
・口の中の状況や、口腔機能の発達と食形態の不一致もあるため、確認します。
・バサバサしていて飲み込みにくいなど、
食形態に無理がある場合もあります。
□食べ物の丸飲みがありますか?
・食形態によるkものではないかを確認します。
ごはんや麺類などは、大人でもかまない人が多いため、
月齢と歯の萌出状態をみて、つまらせないようであれば問題ありません。
・介助のときや本人が食べるときに、
口の奥に食べ物が入ることがある場合には、
口の前方部に入るようにします。
・一口量が多すぎる場合にも丸飲みがみられることがあるため、注意します。
・前歯でのかじり取りもしっかり行っていきます。
□遊び食べがありますか?
・必要量に比べ、食事量が多い場合は、身長、体重、運動量を確認します。
・食事時間を30分ぐらいで区切りをつけるようにするといいですね!⏰
・他の意識が向かないよう、落ち着いて食べられる環境づくりをします。
・食形態に無理があり、負荷がかかりすぎている場合は、
食べやすいように食内容を検討します。
家族で食卓を囲むことが、お子様の喜びに繋がりやすく、
食事の時間が楽しくなります。
食事の時間は、テレビをつけないなど、お子様も食事に
集中しやすい環境を作ってあげれるといいですね!!!🍽
スプーンやフォークも徐々に使えるようになってくると
また、食事の幅が広がりますね!!!
参考:乳幼児の口腔機能支援ハンドブック
半田市の歯医者、かなえ歯科・矯正歯科クリニックでは、
歯周病治療やメインテナンス、クリーニングも行なっています。
お口のニオイや、歯周病でお悩みの方、ぜひご連絡ください。
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