みなさん、こんにちは☺️
半田市の歯医者、かなえ歯科・矯正歯科クリニックの久木田です!
今回は《離乳初期 口唇食べ期5~6ヶ月》
唇を閉じてゴックンと飲み込む・食べ物をこすりとる時期について
お話ししていきたいと思います👶🏻
●身体機能、運動発達
5ヶ月頃 ・見たものに手をのばす
・口の中に物を入れる
・おもちゃに手をのばす
6ヶ月頃 ・寝返りをする
・うつ伏せ姿勢を保つ
●食べる、飲み込む機能の発達
①嚥下機能獲得期:口を閉じてゴックンと飲み込む(嚥下)動きを
獲得する時期
②捕食機能獲得期:スプーンなどから食べ物を唇を閉じながらこすり取る(捕食)
動きを獲得する時期
哺乳とは異なり、スプーンから取り込む、
口を閉じて飲み込むという一連の動きは、
子ども自身が繰り返し食べながら少しずつ学び、
機能として獲得していく
・唇の閉鎖をみとめる
・上唇での取り込みをみとめる
・指をしゃぶる
・おもちゃをなめる
→・おもちゃをかむ
●歯と口の状態
・あごの幅が広くなる
・舌の前後運動がみられる
●離乳の形態
離乳食開始
・なめらかにすりつぶした状態
(目安:ポタージュやヨーグルトぐらい)
《離乳食開始の目安》
・哺乳反射による動きが少なくなってきた
→指の腹で口角や口唇に刺激を加えた時に、
刺激した指を追いかけて頬を回すような動きがみられなくなってきた、
あるいは、小指を口の中にいれたときに、
舌を指に包むようにしてから吸う動きがみられなくなってきたことを
目安にすると良いでしょう🥰
●食べ方、飲み方支援
・子ども自身の意思によって唇を閉じ、食べ物を取り込む動きを引き出すため、
スプーンを下唇に水平にのせ、上唇が閉じるのを待ちます。
・上あごにスプーンをこすりつけない、ようにします。
・スプーンは、大き過ぎず、子どもの口に合ったものを選びます。
・「お口あ~ん」などと声かけしながら、子どもの表情を見ながら
焦らず進めていきます。
無理やり口の中に入れ込まないようにします。
・離乳食を与えるときの子どもの姿勢にも気をつけ、
体全体を少し後ろに傾けるようにすると良いでしょう。
・食べ物に慣れていく時期です。
はじめは上手に食べられず、こぼしてしまいますが、
焦らず、声かけしながら、ゆっくりと進めていきます。
・保護者もできるだけ一緒に食事をとり、保護者が食べている〝食事姿〟を見せ
食事を楽しみコミュニケーションをとります!!
・食べるためにの基本的な機能の発達は、離乳期から始まり、
乳歯が生えそろう3歳頃まで続きます。
~チェックリスト~
□離乳食を食べるとき、舌で押し出してしまうことはありませんか?
・哺乳反射が残存している場合は、おもちゃなめや指しゃぶりをしっかりしながら、
スプーンに慣れてくるのを待ちます。
・一口量が多過ぎたり、食形態が難しい場合(例:つぶがある)にも、
口から出してしまうこともあるため、
スプーンにのせる量をほんの少しにしたり、なめらかなペースト状にしてみます。
□離乳食を食べるのを嫌がりませんか?
・離乳食を開始して間もない頃は、これまでの哺乳の動きにより乳汁を摂取しているため
口に入ってきたペースト状の離乳食を、
どのような動きで処理すればよいかわかりません。
・スプーンを無理に押し込むことはせず、慌てずに少しずつ慣れていくと良いでしょう。
離乳食を進めるタイミングはすごく難しいですよね。。
お子様の成長状態を見ながら、
ご家族が準備ができたタイミングで行おうのがベストだと
私は思います🙋♀️💭
何よりも。食事がとても楽しい!!!!
と思える時間をみんなで作れるといいですね☺️
参考:乳幼児の口腔機能支援ハンドブック
半田市の歯医者、かなえ歯科・矯正歯科クリニックでは、
歯周病治療やメインテナンス、クリーニングも行なっています。
お口のニオイや、歯周病でお悩みの方、ぜひご連絡ください。
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