みなさん、こんにちは😊
半田市の歯医者、かなえ歯科・矯正歯科クリニックの久木田です!
歯科医院で治療やクリーニングを受けるときに、
若い頃よりもお口を開けたままなのが大変になった。と
感じられる方はいらっしゃいますか?
その変化、もしかしたら、
のどの「飲み込みの機能」が衰えはじめているサインかもしれません。
最近の研究で、
「開口力」が弱い人は、
飲み込む機能も低下していることが明らかになりました。
●「飲み込む力」と「開口力」の関係
実はこの2つの力は、同じ筋肉が働いています。
・口を大きく開ける
ノドにあるて舌骨上筋が下あごを下に引き、
舌骨下筋が舌骨を下げて固定して支えます。
・飲み込む
舌骨上筋と舌骨下筋が舌骨と喉頭にある軟骨を
グッとあげることで飲み込むことができます。
なので、この筋力が弱まると、
口を開ける力と飲み込む力も、両方衰えてしまいます。
そして、飲み込む力が弱まっている方は、むせやすい可能性もあります。
※口を開けるというのは、お口がゆるんでポカンと開いてる状態ではなく、
自らの意思で口を開ける状態のことです。
●飲み込む筋肉が衰えはじめると?
・飲み込みにくくなる
・むせやすくなる
↓
・食べる量が減る
・食べやすい炭水化物中心の食事が増え低栄養になる
↓
・筋肉が痩せ体重が減少する
・体力が低下する
しかし、こういうような兆候を早く見つけることができれば、
トレーニングをし、回復することができます。
「嚥下造影検査」というエックス線を使って
嚥下機能を評価する検査方法がありますが、
残念ながら行っている医療機関が限られ、
誰もが気軽に受けられる検査ではありません。
嚥下障害は少しずつ進行するので、
軽度のうちに自分で気づくのはなかなか難しいですが、
少しでも変化を感じた場合は、
トレーニングしてみるといいですね!👍
●3つのトレーニング
①腕を上げる
腕を組んでグッとあげます。
肋骨や脇腹の筋肉が伸びてしなやかになります。
手のひらを反すのがつらい場合は、
手のひらを反さずに指を組み腕を上に伸ばしましょう。
腕を組むのがつらい場合、
手のひらを反し指を組んで腕を上に伸ばしましょう。
②脚を伸ばす
脚を台の上に乗せてつま先を上にあげ、
脚のモモの裏の筋肉をグッと伸ばします。
③口を開ける
口をめいっぱい開けて10秒間キープします。
これを1日に5回×2セットすると効果が高いです。
(朝5回、夜5回など分散させてするのがおすすめ。)
※顎関節症のかたはお控えください
現在の歯科は、
歯の治療だけでなく、患者さんの健康増進を目指して診療を行っています。
ぜひ気になることがありましたら、
お近くのかかりつけ医にきいてみてくださいね!
◎参照:nico 2022.8月号
半田市の歯医者、かなえ歯科・矯正歯科クリニックでは、
歯周病治療やメインテナンス、クリーニングも行なっています。
お口のニオイや、歯周病でお悩みの方、ぜひご連絡ください。
半田市の歯医者 かなえ歯科・矯正歯科クリニック
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