みなさん、こんにちは😆
半田市の歯医者、かなえ歯科・矯正歯科クリニックの久木田です!
お口が乾燥すると感じることはありますか?
私たちのお口を潤してくれる唾液。
起きているあいだは常に湧き出ており、
成人の場合、その量なんと1日に1~1,5リットルと言われています。
分泌量にはもちろん個人差があり、
持病や服薬の影響のほか、
大人と子どもでも分泌量が異なります。
(だいたい5歳児ぐらいのお子さまですと、
1日の分泌量は500ミリリットルぐらいとの研究結果があります。
※渡部茂教授の研究)
●自然唾液の測定方法
口を動かさない状態で、
自然と口の中に溜まった唾液を容器に吐き出していきます。
10分間で3~5ミリリットルが普通ですが、
1ミリリットル以上であれば
基準値(病気と病気でない境界の値)と判断されます。
●三大唾液腺
唾液は大唾液腺と小唾液腺から分泌されます。
大唾液腺は顔の左右に一対ずつ存在し、
分泌量は全体の9割を占めます。
・耳下腺
耳の前から頬に広がる1番大きな唾液腺。
管の出口は上の奥歯近くの頬粘膜にあります。
・顎下腺
舌の裏側の根元深くにある唾液腺。
管の出口は下の前歯の裏側の粘膜付近にあります。
・舌下腺
口腔底ふかくにある唾液腺。
管の出口は下の前歯の裏側の粘膜付近にあります。
(・小唾液腺
頬やくちびる、口蓋、舌など、
お口の粘膜全体に無数に分布する小さな唾液腺。
唾液の分泌量は全体の一割です。)
唾液腺は水を含ませたスポンジを入れた袋に、
ストローを刺したような構造をしています。
スポンジの水分(唾液)が、
袋(腺)から押し出されてストロー(管)を通って出ていきます。
●唾液の効能
・洗浄
水
・抗菌
ペルオキシダーゼ、ラクトフェリン、リゾチウムなど
・歯の修復
リン酸、カルシウムなど
・粘膜の保護、維持
ムチン、成長因子
・免疫
IgA
・pHの緩衝
重炭酸塩、リン酸塩
・消化促進
アミラーゼ
・味物質の伝達
味覚が働くのは唾液のおかげです。
食物の味物質が唾液に溶け込んで、
舌の味蕾にある味細胞にたどり着くことで、
正常に味を感じることができます。
唾液はお口を潤してくれるだけでなく、
様々な効能がありますが、
唾液が十分に分泌されないと、
味覚障害やドライマウスにつながってしまいます。
改善方法も様々ありますので、
気になることがある際は
ぜひお近くの歯医者さんへ相談してみましょう!🏥
半田市の歯医者、かなえ歯科・矯正歯科クリニックでは、
歯周病治療やメインテナンス、クリーニングも行なっています。
お口のニオイや、歯周病でお悩みの方、ぜひご連絡ください。
半田市の歯医者 かなえ歯科・矯正歯科クリニック
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