みなさん、こんにちは😄
半田市の歯医者、かなえ歯科・矯正歯科クリニックの久木田です!
前回食べるときの姿勢のお話をしましたが、
くちびるや舌にも正しい姿勢があります。
歯は単体で存在しているのではなく、
前歯ならくちびると舌、
奥歯なら舌と頬に挟まれています。
くちびるの力、舌の力、頬の力がうまく釣り合うことで、
きれいな歯並びができます🦷
●歯は力の釣りあったところに並ぶ
前歯:くちびる→歯←舌
奥歯:頬→歯←舌
●くちびるはお口が「軽く閉じている」状態が良い
お口がぼーっと開いてしまっていると
くちびるの力が弱くなり、出っ歯になってしまうこともあります。
●舌の位置
舌は、舌の先が上の前歯の裏側から、
少し後ろにある歯ぐきのふくらみに当たり、
舌全体が上あごにくっつくように上がっているのが良いです。
低位舌:ふだん舌の先が下の前歯の裏側に当たっていること
→舌からの力が弱くなり、
頬からの筋肉の力に押されて歯が内側に傾いたり、
上あごの成長に影響してしまいます。
また、筋肉のかたまりである舌がのどの奥の方に広がり。
気道が狭くなってしまい、口呼吸になります。
~生活の中でできるトレーニング~
・ぶくぶくうがい
①くちびるをしっかり閉じて、
頬を膨らませて勢いよくぶくぶくうがいをします。
②くちびるを「ウ」の形にして、そーっと水を吐き出します。
(ぶくぶくうがいは、くちびるをしっかり閉じて、
頬を動かさないとできないので、意外にお口の筋肉を使います。
吐き出すときにお口を突き出すことで、
さらにくちびるの筋肉が鍛えられます。
水を使わず行っても大丈夫です。)
・ベロ回し
舌をくちびると前歯の間に入れて、歯に沿わせるようにぐるぐる回します。
舌に力を入れて、
くちびるや頬が膨らむように、ゆっくり左右に回転させましょう。
・にらめっこ
「アップップ」で口を閉じ、
鼻で息をして変な顔をしますので、
くちびると頬、顔の筋肉全体が痛えられます。
これも鼻呼吸の練習になります。
成長期のこどもはちょっとしたきっかけで良い方向に変わっていきます。
お口の機能は、加齢によりだんだんと低下していき、
やがてフレイルや寝たきりの入り口になることがわかってきています。
でも若い頃から高いレベルのお口の機能が獲得できていれば、
高齢になってからの下降も緩やかになり、
深刻な状態になりにくくなります。
正しい「食べる姿勢」や「お口の状態」は、
健康な歯と同じく、お子さんにとって将来の財産となるでしょう🤗
半田市の歯医者、かなえ歯科・矯正歯科クリニックでは、
歯周病治療やメインテナンス、クリーニングも行なっています。
お口のニオイや、歯周病でお悩みの方、ぜひご連絡ください。
半田市の歯医者 かなえ歯科・矯正歯科クリニック