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フッ素の効果は本当にあるの?

みなさん、こんにちは☀️

半田市の歯医者、かなえ歯科・矯正歯科クリニックの久木田です!

 

フッ素がむし歯予防に効果があるのは

みなさんご存知ですよね!?

●フッ素の3大効果!

①フッ素の助けで、酸に溶けた歯が

 再石灰化(修復)されるのが速くなる。

②フッ素の抗菌作用がむし歯菌に活動を抑え込む。

③フッ素の助けで再石灰化(修復)された歯は、

 もとの歯より硬くなる。

※フライパンのフッ素樹脂加工とは全く違う作用です。

現在、フッ素配合歯磨き剤の国内シェアは約90%

みなさんが何気なく使っている歯磨き粉のほとんどに

フッ素が入っていて、

毎日使うことで何気なくむし歯予防をしていることになります👍

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しかし、本当に効果があるのか?

どれくらいの効果があるのか?気になりますよね。

 

1986年から、フッ素歯磨き剤のシェア率が上がることで

1人あたりのむし歯の本数(12歳児)がどんどん減っています。

また、市販の歯磨き剤のフッ素濃度の上限が

1000ppmから1500ppmに上がったことで、

3年間使ったあとの一人あたりのむし歯の本数を調べたら、

低減率20.9%でした。(アメリカ調べ)

日本では、上限1500ppmFの配合が認められるにあたり

歯磨き剤のメーカーの団体(日本歯磨き工業会)が相談して

「6歳未満の使用はお控えいただく」という自主基準を設けました。

・6歳未満のお子さま:×

・6歳以上~15歳未満の方:1cm

・15歳以上の方:2cm

 

もちろんお子さまだけでなく、

大人の方にも効果はあります!

大人の方のお口の中は、

エナメル質よりずっとむし歯に弱い「象牙質」のむし歯のリスクにさらされています。

高濃度のフッ素配合の歯磨き剤を使うことで、

再石灰化力をアップさせ、

しっかり守っていきましょう!

・詰め物の下に

・被せ物の下に

・歯の根元に

 

●高濃度のフッ素配合歯磨き剤の効果的な使い方

①毎日使う

 食事ごとに溶けている歯を守るためには、毎日使いましょう。

②寝る前が効果的

 フッ素はお口の中に長くとどまるほどよく働いてくれます。

 就寝中は唾液が減るので、

 寝る前に使うとフッ素が唾液に流されず。

 再石灰化の効果が上がりやすいです。

③すすぎは1回で

 何回もすすいでしまってはフッ素が流れ落ちてしまいます。

 すすぎは最低限に。

④水は少なめで

 すすぎに使う水は、おちょこ1杯分もあれば十分です。

 製品によっては、水の量を紹介しているものもあります!

⑤使用量は適量で

 年齢ごとに使用基準が設けられています。

 たくさん使えば良いものではないので守って使用してください!

⑥ジェルや洗口液をちょい足し

 寝る前に、すすぎが少なくてすむジェルや、

 すすぎが必要ない洗口液を使うと、

 フッ素がお口にとどまりやすく、効果がアップします。

 

毎日使っているだけで、

むし歯予防の手助けをしてくれるのがフッ素配合の歯磨き剤です😊

ぜひ、うまく使って健康な口腔内を維持しましょう。

 

半田市の歯医者、かなえ歯科・矯正歯科クリニックでは、

歯周病治療やメインテナンス、クリーニングも行なっています。

お口のニオイや、歯周病でお悩みの方、ぜひご連絡ください。

半田市の歯医者 かなえ歯科・矯正歯科クリニック

475-0961 愛知県半田市岩滑中町3−236

0569–25-0018

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