みなさん、こんにちは😆
半田市の歯医者、かなえ歯科・矯正歯科クリニックの久木田です!
歯科医院へ通院する際、
最初に問診票を記入することが多いと思います。
その際、持病と服用中のお薬をお尋ねるすることがあります。
歯科医院となんの関係が?
と思われる方もいらっしゃると思いますが、
実はとっても大切なのです🏥
本日は、歯科医院の治療の際によく関係していたり、
とくに知っておきたい持病や服用中の薬についてお話ししていきます。
(前編、後編に分かれます。)
とくに大きく関係してくるのが、
歯科医院での外科治療です。
(インプラント、抜歯、そのほかの外科治療)
①高血圧症とそのお薬
②血栓症と血液サラサラのお薬
③骨粗しょう症とそのお薬
④糖尿病とそのお薬
⑤自己免疫疾患などの方が服用するステロイド剤
この5つが、よく挙げられる持病とお薬です。
●高血圧症
・どんな病気?
血圧が高い状態です。
血管に強く力がかかってしまうことで
脳や心臓への負担が大きくなります。
高血圧症は、脳卒中や心筋梗塞、心不全の最大のリスクです。
また、脳の血管が破れると、
脳出血やくも膜下出血を起こし、最悪の場合死につながります。
・お薬はなんのため?
血管にかかる圧力を下げます。
(血管の収縮を抑えて血液の通り道を広くします。)
・歯科治療との関係は?
血圧は痛みやストレスを感じると誰もが高くなります。
歯科医院でチェアに横たわったとき、麻酔の注射をするとき、
抜歯の治療をするとき、
様々な場面で緊張することがあります。
高血圧の方は、これらの緊張によって、
血管が破れ脳出血を起こしてしまうことがあります。
・歯科医院では
緊張により血圧が上昇してしまった場合、
少し落ち着くのを待ったり、
急ぐ治療でなければ延期する場合もあります。
●血栓症
・どんな病気?
血管内に血栓(血のかたまり)ができ、血管を塞いでしまいます。
血管がふさがることでその先の細胞に
栄養が届かず、やがては壊死してしまいます。
脳や心臓の血管が詰まって脳梗塞や心筋梗塞となった場合、
命に関わります。
・お薬はなんのため?
血栓症の発症を抑制するために飲むのが抗血栓薬です。
いわゆる「血液サラサラのお薬」です。
・歯科治療との関係は?
出血が止まりにくくなります。
抜歯やインプラントなどの外科治療を受けるときに影響します。
抜歯の際、大きな血管をきることはありませんが、
じわじわと出血が続きます。
治療によっては、大きな病院の歯科口腔外科での
治療が望ましい場合もあります。
・歯科医院では
ご自身の判断で休薬はしないようにしましょう!
止血のためにお時間をいただく場合があります。
あらかじめ服用していることがわかっていれば、
止血処置の準備をしておくことが可能です。
残りの3つについては次回お話しさせていただきます!👍
半田市の歯医者、かなえ歯科・矯正歯科クリニックでは、
歯周病治療やメインテナンス、クリーニングも行なっています。
お口のニオイや、歯周病でお悩みの方、ぜひご連絡ください。
半田市の歯医者 かなえ歯科・矯正歯科クリニック
475-0961 愛知県半田市岩滑中町3−236
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