MENU

BLOG & COLUMNブログ&コラム

*

味を感じるのは、舌!舌のケアも大切なのです。

みなさん、こんにちは😄

半田市の歯医者、かなえ歯科・矯正歯科クリニックの久木田です!

 

甘味、酸味、塩味、苦味に続く基本味であるうま味。

様々な種類の味がありますが、

みなさんは、

「甘味は舌先で感じる」

「苦味は舌の奥で感じる」

「塩味や酸味は舌の側面で感じる」

など、舌の部位ごとに感じる味が違うという話を聞いたことはありますか?

実は、これ、古い説なのです!!

New file.jpeg

 

食べ物の味は、

アミノ酸や核酸、糖類といった

水溶性の化学物質=「味物質」によりもたらされます。

甘味、酸味、塩味、苦味、うま味には、

それぞれの味を生み出す味物質が存在します。

 

●甘味

 ショ糖(砂糖)、果糖(果物)、ブドウ糖(はちみつ)

●酸味

 クエン酸(柑橘類)、酢酸(酢)、乳酸(ヨーグルト)

●苦味

 モモデルシン(ゴーヤ)、カフェイン(コーヒー)、

 テオブロミン(チョコレート・カカオ99%)

●塩味

 塩化ナトリウム(塩)

●うま味

 グルタミン酸(こんぶ、トマト)、

 イノシン酸(かつおぶし)、グアニル酸(きのこ類)

 

~味物質の認識~

舌の表面には、舌乳頭(ぜつにゅうとう)という組織が点在しています。

ベーっと舌を出したとき、

ポツポツと見える突起が舌乳頭です。

味物質は、唾液に溶けてまずここにたどり着きます。

舌乳頭の中には、

味蕾という器官があります。

花の蕾のような形をしている味蕾は、

数十個の味細胞が集まってできています。

味細胞の中には、味物質を受け取る受容体があり、

この受容体から味物質の情報が味覚神経を通じて脳に伝えられ、

食べ物の味が認識されます。

 

実は、味物質が受け取る受容体は、それぞれ決まっています。

甘味に受容体は、甘味の味物質を。

うま味の味物質を受け取ることはできません。

味は、舌の特定の部位で感じるのではなく、

舌全体に分布している器官で感じています。

ちなみに辛味は、味覚神経ではなく、

熱い、冷たいなどの刺激を伝える三叉神経を通じて脳に伝わります。

 

いつもの食事で味を感じるのは、

舌であることを

知っていただけたと思います!

いつまでも美味しく食事ができると良いですね!

そのためにも、お口の中の健康を、

舌のケアも行なっていきましょう!

 

半田市の歯医者、かなえ歯科・矯正歯科クリニックでは、

歯周病治療やメインテナンス、クリーニングも行なっています。

お口のニオイや、歯周病でお悩みの方、ぜひご連絡ください。

半田市の歯医者 かなえ歯科・矯正歯科クリニック

475-0961 愛知県半田市岩滑中町3−236

0569–25-0018

ページの先頭へ戻る