みなさん、こんにちは😃
半田市の歯医者、かなえ歯科・矯正歯科クリニックの久木田です!
大人になってよくある悩みの一つとしてあげられるのは
『親知らず』についてです。
親知らずはおおよそ10代後半以降に生えはじめ
個人差があり、
向きによっては生えなかったり、
元々ない方もいらっしゃいます。
親知らずがまっすぐ生えなかったり、
骨の中で横向きに埋まっていたりすると、
生えようとする力によって隣の奥歯を押して痛みが出たり、
隙間にプラークが溜まって、
むし歯や歯周病の原因になってしまいます😭
健康な時には、
痛みが出たりすることなく、
何も気にならない親知らずも、
疲れが出たり、体調が悪い時に
疼いたりするのは慢性的な炎症がある可能性が大きいです。
また健康になると、
その痛みや疼きはなくなり、
気になることがなくなってしまい、
ついついそのままにしがちな親知らずですが、
実は、放置してしまうと、
奥歯を失ってしまったり、入院が必要になってしまうことがあります!
●親知らずによって起こりうること
・かみ合わせの悪化
親知らずに押されて隣接歯が倒れて、
上の歯とうまく噛み合わなくなって食事などがしづらくなる
・むし歯
隣接歯の間に隙間ができることで歯ブラシなどが届きにくく
プラークが溜まってしまうことで、むし歯に。
親知らずだけでなく、隣接歯も一緒にむし歯になってしまうことが。
・歯肉炎(歯ぐきの炎症)
プラークや食べかすが溜まることで歯ぐきが炎症してしまいます。
放置すると頬や首の腫れ、発熱などを起こし蜂窩織炎になってしまうことも!
・歯周病(歯周炎)
溜まったプラークが炎症を起こして、
歯を支える骨が溶けて失われます。
知らないうちに進行し、治療が手遅れになると、
親知らずとともに隣接歯も抜かないといけなくなる場合も!
・のう胞ができる
のう胞(膿の袋)が痛みのないまま大きくなることが。
顎の骨を空洞にし、隣接歯の歯根も溶かしてしまいます。
*蜂窩織炎(ほうかしきえん)
皮膚やその下の組織に起きる細菌感染のこと。
特に親知らずの炎症は油断禁物で、
舌の下、頬、下顎、そして首へと、
周囲の軟組織の隙間をつたって急速に拡大しやすいです。
発熱して入院になることも。
深刻な状態になる前に親知らずを抜き、
お口の中ら炎症の原因となるものを取り除き、
ご自身のお口と体の健康を守りましょう!
実は、
年齢とともに歯とあごの骨の癒着が起きやすく、
抜歯が難しくなってしまいます。
まっすぐ生えている親知らずも、
将来トラブルが起こると歯科医院にて話しがあるようであれば
抜歯することをおすすめします👍
また、矯正治療を始める際は
親知らずの抜歯を行いましょう!
矯正治療で歯並びが綺麗になっても
そのあと親知らずのせいで歯並びがまた乱れてしまうことがあります。
将来、歯並びを乱すような親知らずがある方は
矯正治療の前に抜きましょう!
(医院によって時期や方法は異なるので、相談してみましょう!)
半田市の歯医者、かなえ歯科・矯正歯科クリニックでは、
歯周病治療やメインテナンス、クリーニングも行なっています。
お口のニオイや、歯周病でお悩みの方、ぜひご連絡ください。
半田市の歯医者 かなえ歯科・矯正歯科クリニック
475-0961 愛知県半田市岩滑中町3−236
0569–25-0018